【幸せになるための鍵とは?】四万十田舎ぐらし のびのび子育て④ | 魅力的な移住者に聞きました「高知のいい移住」

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2023.01.14

【幸せになるための鍵とは?】四万十田舎ぐらし のびのび子育て④

”良い川のそば”

夫婦ともにこんなに早く見つかるとは思っていませんでした。

 紹介された家は五右衛門風呂に囲炉裏、おくどさんのある土間台所の小さな家でした。
想像するだけで、寒い家ですが、引っ越し時に持ってきたエアコンを設置しないで夏を過ごせる家でした。

 元の家の持ち主は、慎ましく生活されていたようで、
孫が来てお皿を落として割ったらもったいないと、竹をくり抜いて作った器も使っていたそうです。
私たちは電話やPCを使うために電気のアンペアを変更する工事を依頼することから始まりました。

 隣近所は密接していて、借家の前の畑は、隣の大家さん(持ち主の親戚)が使用され、
好きに引いて食べていいと言われました。
当初、「せっかく田舎に来たのに畑ができないのかぁ」と少し残念に思いましたが、
布おむつで子育てしていたので、洗濯だけであっという間に1日が過ぎ去り、
隣のおばちゃんの手入れが無いと、せっかくの良い畑の状態が保たれなかったことでしょう。
また、種まきのタイミングや畑のやり方も学べました。
ありがたい話です。

 都会から田舎に引っ越してきた家族ということで、
まず近所の子どもたちが遊びに(覗きに?)来てくれました。
1歳8ヶ月の娘に既製のスナック菓子(確か、とんがり○◯◯)を一緒に食べようと渡してくれ、
(この辺はアレルギーなんて観点がない暮らしで、1人もアトピーの子どもに会うことはありませんでした。)
娘には卵、牛乳、小麦、いろんなアレルギーがあったので、ドキドキしていましたが、
ぐっと堪えて見守っていると、お菓子を口にしたのに、いつもの掻きむしりがなかったんです。

痒くならないんです。

驚きと嬉しさで、言葉にできない感情が溢れてきました。

「あー、高知へ移住してよかったな」


心配していた夫の病状もひどい状態からは回復し、
農作業の仕事の傍ら、隣のおんちゃんに教わり、
地域の田畑を荒らす害獣とよばれる猪や鹿を300頭捌き、
村から表彰されたり、
漁協の組合員になり、目の前の川で天然鮎や鰻を獲ったり、
生き生きとした生活を取り戻しました。

そして、2人目を妊娠しました。

さあ、どんな暮らしが待っているのでしょう。

続きは次回へ

 

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