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「子どものメディアリテラシー」★ メディアリテラシーってなんだろう?〜「学ぶ」環境を考える〜

2022.08.18

 

こんにちは、ぐるっとママ高知編集部の青木です。

7月28日に高知市で開かれた一般社団法人ハンズオン代表理事 野崎浩平さん主催のトークイベントに参加しました!
 

スマホやSNSは当たり前の世界に生きている子ども達。

高等学校では「情報Ⅰ」が共通必履修科目となり、共通テストの導入も決まっている変革期の現在。

 

子ども達に1人一台のP Cタブレットが配布され使われている今、保護者はどのようにメディアリテラシーに向き合ったらいいのでしょうか?
 

 

 

 

メディアリテラシーの普及活動をしている株式会社インフォハント代表取締役の安藤未希さん、教育の現場で生徒と関わっている藤澤佑介さん、プログラミング教室運営中の土居郁男さんと3名のゲストを招いてパネルディスカッション形式で行われました。



 


 

 

内容が多岐に渡っていますので、なるほどーという気づきや視点の変化があった所、ぜひママさんにお知らせしたい印象に残った部分について抜粋してレポートしています。

 

🔸混在しやすいモラルと情報リテラシー

モラルはスマホの使い方やルール等、何かしらトラブルに巻き込まれないようにという視点が強くなりがち。一方で情報リテラシーは考え方、見方を知る、アップデートし続けるもので身を守るもの。



 

🔸よく使われる”簡単にできる”

ゲストのプログラミングスクールでは個人によって情報収集力が違うので、テキストはなし。メディアでよく使われる”簡単にできる”を全否定せずに会話をしている。

 

”簡単”は耳障りがいい言葉。メディアや発信者の意図の有無に関わらず、簡単と言うことは自由なので、自分にとってどうなのか感じたり、考えてみることが大切。



 

 

🔸見えているものが全てではない

自分に都合の良い意見、情報はよく出てくる傾向があるので偏りがちになる。多角的に冷静にみられるか、違う意見をどうやったらみてもらえるか悩ましいところ。




 

🔸発信することで養われるメディアリテラシー

どういう風に伝えたらいいか、発信の意図は?と考えることでメディアリテラシーは養われる。やってみないとわからないこともある。わかった気にならないのが大切。

 

 

🔸大人と子供の感覚の違い

メディアによって特性があり、使い方も大人と子どもで違ってきている。SNSを学校や家庭で使っちゃダメとする一方で、やっていないと情報が入らない、暇つぶし感覚、隠れてするという子どももいる。

 

親子で、皆で向き合うことが大切。どう向き合ったらいいか、使いながら学んでいったらいいと思う。小さなことから気づいていくと大きな事故は起こらない、また起こらないようレクチャーしていきたい。

 

 

第一線でご活躍中の皆さんから、率直な現状のお話も聞くことができました。

 

大人がむやみに怖がることなく、インターネットやスマホの適切な使い方を知り、子ども達と向き合うことで、未来ある子ども達の視野や選択肢がより広がっていきます。

 

中には、子どもの方が操作や機能に詳しい場合もあるでしょう。

子どもに操作を教わるコミュニケーションの時間も、心の距離がより近くなり楽しいものですね。

 

一般社団法人ハンズオン のページはこちら

  ⬇️

   https://hand2-on.org



 

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