2023.02.20
【高知市】学問の神様で知られる『潮江天満宮』初詣は県内最多の参拝者!!
今回は学問の神様として名高い菅原道真公ゆかりの潮江天満宮をご紹介します。
旧高知市のおよそ南半分の産土神であり、中心部に鎮座することもあって、土地の遠近を問わず県内外から参拝客が多く訪れます。
特に合格祈願、学業成就を願う受験生の姿を多く見かけます。
鏡川の南岸、天神大橋の南側に潮江天満宮はあります。
隣接して有料の広い民間駐車場があり、繁忙期は混雑します。
こちらから表参道に入っていきます。
初詣、輪抜け様等の時期は屋台が両脇に並び、多くの人出で賑わいます。
長い表参道を歩くと左手に手水舎が見えてきます。社殿はこちらから進みます。
菅原道真公は、政敵の藤原氏によって901年に九州の太宰府に左遷された事は良く知られています。
この時、嫡男の高視(タカミ)朝臣も土佐に流され、土佐権守(トサゴンノカミ)として高知市の潮江地区の高見山に居住します。
903年に菅原道真公が亡くなり、後に遺品が高視朝臣に届けられました。
高視朝臣は、その遺品をおさめ、これを霊璽(みたましろ)として祀ったのが潮江天満宮の由来とされています。
御祭神は菅原道真公、高視朝臣、北の御方、相殿神は天穂日命(菅原家の祖神)、大海津見神(海の神様)です。
この楼門は高知市指定文化財となっています。
楼門をくぐると左に神池があります。
竜神を祭祀していて、農・水・天候・運気上昇・諸願成就等の神様と書かれています。
まっすぐ行くと裏参道の出入口、右折すると社殿に向かいます。
社殿が見えてきました。
両脇に菅原道真公ゆかりの牛の臥像があります。
牛は民間信仰として「安産・身体壮健・健康増進」等が伝えられています。
「撫で牛信仰」が伝えられていて牛を撫でると災禍を除き健康を招く、さらに合格祈願にも御利益があるといわれています。
境内の絵馬の後ろには菅原道真公の一代記、その奥には社務所がありご祈願の待合所にもなっています。
菅原道真公の一代記が記されています。
平安時代随一の学者・文人、政治家で 幼いころより卓越した才能を発揮。異例の早さで朝廷の要職に就いて活躍。
学問はもとより書や和歌・連歌などにも秀で、多くの人から尊敬された人物でした。
社殿の近くに学業成就、入試合格、家内安全、厄災除、商業繁栄、開運他諸祈願の祈願受付所があります。
1945年(昭和20年)の空襲により主要建物がほとんど消失。
氏子崇敬者の協力を得て、1958年(昭和33年)に幣殿、拝殿の再建工事が完成しその後順次新築、再建など整備拡充され現在に至っています。
境内社が複数あります。
裏手を登って行くと大山祇神社 があります。社殿の左奥に白太夫神社、若栄社、早良宮、島崎神社が並んでいます。
親子牛はお産月の一日の正午に参拝すれば殊に安産で健康な子供が授かると伝えられています。
繁忙期以外はこちらから入り、参道の両脇に無料で停められます。
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🟦住所 〒780-8012 高知県高知市天神町19番20号
🟦電話 088-832-2896(9:00~16:00 )
🟦受付時間 9:00~17:00
🟦公共交通期間 JR高知駅より車で 約10分 大橋通電停より徒歩 約15分
🟦駐車場はあリません。繁忙期以外は参道の両脇に無料で停められます。
繁忙期は12月31日より3日、6月30日、7月22日、11月18日19日
詳しくは潮江天満宮のWEBサイトへ
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http://www.ushioe-tenmangu.jp/