【四万十市】大蛇伝説の残る『黒尊神社』商売繁盛祈願に他県から訪れる人も | 高知のパワースポット!神社特集

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高知のパワースポット!神社特集

2023.02.15

【四万十市】大蛇伝説の残る『黒尊神社』商売繁盛祈願に他県から訪れる人も

東京に長めに滞在していたころ、
自然が恋しくなると
神社か高尾山に足を運んでいました笑
のんちゃんです!

今回ご紹介するのは
四万十市の山奥にある黒尊神社(くろそんじんじゃ)です。

四万十市の市街地から車で約1時間。
なかなかの奥地ですが、
行く価値のあるパワースポットなんです。

夏は、四万十川の支流の中で最も透明度が高い
と言われる黒尊川(くろそんがわ)での川遊び、
秋は紅葉で訪れる人も多い
実は穴場の観光スポットでもあります。
 


そんな黒尊神社で地元の人たちだけで行われている
夏祭りの様子とともにお伝えしていきますね。
(2017年8月9日(水)に参加して撮影させていただきました)

夏祭りは毎年、旧暦6月18日に開催されています。
以前は秋祭りも行われていたそう。


こちらが黒尊神社。
夏祭りというと出店を想像されそうですが、お店はありません。大夫(だゆう)さんと呼ばれる神職の方に祝詞を上げていただく祭礼です。


かわいい狛犬が出迎えてくれます。


少し覚悟のいる入り口。
このあまりにも急すぎる石積みの階段のあとは、ほとんど山登りと見違う景色です。

元気なお子さんにとっては
ちょっとしたアドベンチャー!
大人にとっては足腰を鍛えらえます(車で登れる迂回路もあります)

少し登って見下ろすと、鳥居の隙間から見える黒尊川。


大きな杉やヒノキのが何本もそびえ立っていて、
真夏だというのにここだけ空気が
ひんやりと澄んでいました。


樹齢500年以上の大杉の根元には、小さな祠があります。

 

黒尊神社の大杉
黒尊神社は、山津見神社とも呼ばれ、熊野神社の流れをくむ格式の高い神社である。
この境内にある大杉は、樹齢500年以上(推定)樹高40m・胸高直径3.4m・根回り9m、枝下13mの威容を誇っている。
他に、同年齢で直径1m以上の桧6本、アカガシ古木1本、樟古木2本がある。
黒尊神社に係る伝説は、南路誌に次のように記載されている。
奥屋内村(宿毛庄今云下山郷)地253石1斗9升、イケノナロウエ、祭礼6月18日。
往昔は、黒尊山奥神田之岩屋と申処に在候処、慶長一七壬子年今の地に勧請、神田之岩屋は今此社より二里斗り谷奥也。
或る記に曰く、幡多郡下山郷奥屋内村黒孫山に社在り、黒尊大明神と云う。神霊は此の山の大蛇也と云えり、霊験ありて請願を良く叶えり。
(西土佐村史より引用)





黒尊神社の神様は大蛇だと伝えられています。
山の神様なので、山師と呼ばれる人々に特に親しまれています。
商売繁盛の神様でもあるそうです。


地元のおんちゃんたちは毎年のことなので慣れた様子。
大夫さんも地元の方です。


「龍」の文字。
大蛇とはつまり、龍のことなんですね。


私もお祈りさせていただきました。


終わった後は皿鉢を囲んでお酒を飲んで宴会です。

ちなみに、境内には狛犬がいるんですが
この子達の口の中の玉をうまく外せたら
良いことがあるんだとか♪







片方は外れるんですけど、
もう片方はどうしても外れなかったです。
外したらちゃんと元に戻すのも忘れずに。


さらに、「黒尊神社奥の院」では
黒尊川に卵を投げ入れて割れなければ
願い事が叶うと言われています。
蛇は生卵を丸呑みするから、でしょうか?

黒尊神社
🟦住所
 〒787-0000 高知県四万十市西土佐奥屋内697
🟦公共交通機関
 四万十市営バス黒尊線/黒尊橋バス停

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