2024.05.18
肩を揉んではダメ!が常識に♡ 実験してみよう
高知県四万十市の山の中にある、リンパケアサロンnonte(ノンテ)です。 さとう式リンパケアの基本は「押さない、揉まない、引っ張らない」施術です。 私自身は実践してきて早10年が経ちました。 はじめた当時はまだ、揉むマッサージが当たり前。 一切揉まないという施術の方法にびっくりしたことをよく覚えています。 「筋肉をゆるめる」ことでリンパ液の循環を促し、全身を整えるリンパケア。 一部分ではなく、全体を。 今や、ホリスティックな考え方は一般的になりました。 固まった筋肉を柔らかくしてあげる時、必要なのは微弱な刺激です。 強く引っ張るストレッチや、ゴリゴリに押すマッサージでは、筋肉はゆるみません。 強い圧を加えることは、逆に、筋肉を固くする要因になってしまいます。 実験してみよう!! 固い筋肉と柔らかい筋肉を比べてみましょう。 まず、両腕をだらんと1回体の横に垂らして力を抜いてからバンザイして、可動域のチェックをします。 可動域とは、動かせる範囲のことを言います。 この時、左右差や、違和感を覚えるところがあるかなど自分の体に意識を向けてみてください。 ■筋肉を柔らかくする 右腕だけを柔らかくしていきますね。 簡単です。 極力優しく、だけどしっかりと触れながら腕を撫でてください。 この時、首から腕、親指の付け根あたりまできちんと触れながら腕全体を撫でていきます。 撫でられている右腕は気持ちいいなぁと感じながら、力を抜いていてください。 腕の後ろ側も全体的に撫でてください。 10回くらい撫でたら、両腕をバンザイしてみてください。 撫でた右腕の方がスッと軽く上がっていきませんか? 耳にピタッと右腕がついていませんか? そして、腕を伸ばした状態で体の横を通して上げたり下げたりを何度もやってみてください。 撫でていない方の左腕はだんだんと重く疲れてくるのに対し、撫でた右腕の方は軽く疲れないまま、という変化が感じられます。 ■筋肉を固くする では逆に、筋肉を固くしてみましょう。 固い筋肉を作る方法は簡単です。 あなたが普段やっているように、右腕や肩をもみもみと強く揉んでください。 ぎゅーっと肩を伸ばすストレッチをしても良いでしょう。 10回くらい揉んで、両腕をバンザイしてみてください。 先ほど比べて上げ方はどうでしょうか? そして、腕を伸ばした状態で体の横を通して上げたり下げたりを同じように何度もやってみてください。 今度は右腕もすぐに重くなり疲れるでしょう。 よくわからない方は、右腕を揉んで、左腕を優しく10回撫でてから、左右を比べてみてください。 揉んだ右腕は重く、撫でた左腕は軽いことを実感できます。 この実験は、初めてリンパケアを知る人に、デモンストレーションとして実践し、ご自身で体感してもらうものです。 ほとんどの方はその違いにびっくりして、なんで!?と首を傾げます。 だって、撫でただけの腕が軽くなるのですから。 ここでは詳しい仕組みはお伝えしませんが、セルフケアレッスンでは理論も一緒にお伝えしていますので、気になる方は一度体験してみてください♪ 肩こりも揉まずに楽々ケアしちゃいましょう! お問い合わせはこちら